秋田駅前フォンテAKITAの4階にあります調剤薬局、
かんなり堂薬局と申します。

秋田駅周辺の医院はもちろん、
秋田大学医学部附属病院、市立秋田総合病院、秋田県立脳血管研究センターなどをはじめ、
全国どちらの病院の処方箋でも承っております。

事前に処方箋をFAXしていただけると、お薬をスムーズにお渡しできます。
お買い物の合間に、バスや汽車の待ち時間に、ぜひご利用ください。

また、お薬相談や健康相談にも応じておりますので、
気軽にお立ち寄りください。

営業時間  9:30~18:30
定休日    日曜・祝日

ホームページが出来ました。

しばらく休止状態だったこのブログですが、
ホームページの立ち上げに伴って再開することにしました。
以前のように、更新は遅々としたものとなると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

早速ですがお知らせです。
明日9月3日土曜日は、所要の為13時で閉店させていただきます。
どうか、ご了承ください。

☆かんなり堂HP
https://www.kannaridou.com/

久々の更新です。

全国に感動を与えた金足農業の野球部が秋田に帰ってきました。
駅前にあるウチの薬局が入ったビルにも、
祝勝の垂れ幕が掛けられました。
KIMG1321
ウチの看板と一緒に。
これはいい宣伝だw

ちなみに、内側から見るとこうなってます。
KIMG1320

5周年

5月連休中は、暦通りお休みをいただきます。

IMG_7992

おかげさまでかんなり堂薬局は、この5月で5周年を迎えることになりました。

ハッカ油マスク

前回、ハッカ油についてご紹介しましたが、
この時期おススメの使い方が、
「ハッカ油マスク」
です。

ハッカ油を染み込ませたマスクを装着することで、
鼻水、鼻づまりはもちろん、
痰絡み、喉のイガイガ感など、いろいろな症状が楽になったり、
眠気がスッキリしたり、頭痛が楽になったりと、万能です。

ですので、
この時期、花粉症に悩まされている方には、とてもおススメです。


ハッカ油マスクの作り方は簡単で、
前回ご紹介したハッカ油スプレーで、マスクをまんべんなくしっとり湿らすだけ。


私がやってる簡易的な方法は、
IMG_6187
原液を1滴垂らすだけです。


IMG_6188
こんな風に、位置的にはマスクが膨らんでる口の方。
ここに、1滴です。

ちなみにこれが、鼻に近い位置だったり、2滴だったりすると、
目に染みて涙が止まらないので注意が必要です。


とってもすっきりするので、是非お試しください。

ハッカ油の使い方

やや、紹介する時期が遅くなってしまいましたが、
かんなり堂オリジナル(?)の虫よけスプレーが好評です。
IMG_9504
夏はもちろんですが、この時期の蚊っていうのは、
この時期まで生き残ってる強い個体だからなのか、
刺されると、夏よりも痒い気がして嫌になりますよね。

そんな訳で(?)
今の時期でもこのスプレーが売れていくのです。


このスプレー、大ざっぱに言うと、単純にミントの香りのスプレーです。
「ハッカ油」を水で薄めているだけのものですが、
(と言っても、油と水を混ぜるために、無水エタノールも使ってますが)
虫はハーブの香りが嫌いなので、このスプレーを体に吹きかけておくだけで、
虫よけとして使えるのです。


この虫よけスプレーは、「健栄製薬」のホームページを参考に作ったもので、
https://www.hakkayu.jp/column/index.html
このホームページには他にも、いろいろな「ハッカ油」の使い方が載っています。

この虫よけスプレーも、虫よけだけではなく、
匂い消しや、涼感スプレーとして流用しても行けそうです。

軒先に見本がぶら下がってますのでお試しください。
IMG_9502
1本300円。
注文を受けてから手作りしています。

その他のレシピも、薬局前に置いてあります。
IMG_9501
手造り派の方には材料だけでも販売していますので、お気軽にお声掛けください。


話しは横道にそれますが、
先日、高校生の蚊の研究が話題になりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170812-00010002-jisin-soci

蚊に刺されないために、足の消毒が有効との事。
消毒+ハッカ油スプレーで効果倍増ですね。


手指消毒用エタノールなどのご用命も承りますので、
お気軽にお声掛けください。


飲む点滴

今年も不思議蛇口。
夏休みになると親子連れに大人気です。
IMG_8624

冷やし甘酒もよろしく。

お薬の溶け方

お薬を服用して、効果を得られるためには、
まず初めに、お薬が「溶ける」という過程が必要です。

お薬が溶けない事には、お薬が身体の中に吸収されず、効果が発揮できません。


ちなみに「身体の中」と言うのは、血管や内臓などの組織の中の事で、
口から食道、胃、腸の中は、医学的には身体の外側、という事になります。

胃薬でもほとんどの場合、胃で溶けてその場で効くわけではなく、
溶けたものが小腸から吸収され、それから薬効を発揮する、という訳です。


で、
調剤中に床に落としてしまったり、使用期限が切れてしまって廃棄処分になるお薬を使って、
その「溶ける」と言う部分の実験をしてみました。

まずは、普通のカプセル剤です。
IMG_2253
 水に浮かべて、少しかき混ぜてやると・・・

IMG_2273
 溶けました。

※厳密にいうと、濁ってる状態は、水とお薬が「混ざっている」状態で、「溶けている」状態ではありませんが、
便宜上、「溶けた」と表現します。


ところが、別のもう少し大きめのカプセル剤を廃棄し、 流水でしばらく流した時・・・
IMG_3182
カプセルが溶けずに、水風船のような感じで排水トラップに残ってしまいました。

カプセルはほとんどが「ゼラチン」で作られています。
なので、ゼリーを作る時のイメージで、この残渣をお湯に溶かしてみます。
IMG_3169
ぽと。

IMG_3170
しゅわっ!
一瞬で溶けてなくなりました。

私自身、カプセルを呑みこむのは苦手で、喉につっかえた感じが嫌なのですが、
この実験を見てみると、
カプセル剤を飲むとき、効率よく服用するには、水よりもお湯の方がいい、と言う訳です。


ついでに、特殊な溶け方をするお薬を2点。

1点目は、「フルニトラゼパム」と言う睡眠薬です。
このお薬は、飲み物や食べ物に混入させ、犯罪などに悪用された事があり、
アメリカでは禁止薬物になっています。
そういう点も踏まえ、
IMG_3188
 溶かしてみると・・・

IMG_3189
 真っ青になります。
こっそり混入されても、気づくようになってます。


2点目は、「バルプロ酸」と言うお薬の、徐放錠です。
これは、よく問い合わせが来るお薬なのです。
IMG_2109

溶かしてみます。
IMG_2122
IMG_2130
この通り、溶け残りがあります。

これが、便中に出てくるので、
「お薬が便と一緒に出てきたが、大丈夫なのか?」
という問い合わせをいただくのです。

残渣を、自分で発見することは少なく、
主に、介助を受けてる方の便の中から、介助者の方が発見することが多いです。

私は精神科病院に勤めていた頃、病棟で看護師の方に、
「何か残ってる」
と、大量の便ごととってあるのを見せられたことがあります。

これは、特殊なお薬で、
徐々に溶出させることによって、じわーっと一日中しっかり効くように、と設計されていて、
(つまり、徐々に放出させる錠剤=徐放錠)
仕組みのイメージとしては、スポンジの中にお薬の成分が入っていて、
それを少しずつ絞ってお薬が出て行く、と言う感じです。

なので、最後にその「スポンジ」の部分が便と一緒に排泄されるのですが、
もちろん、それが正常です。

ちなみに、その「スポンジ」部分も、しつこくかき混ぜてみると、
IMG_2131
粉々になって、殻だけ残りました。


という訳で、
お薬が「溶ける」という過程は、とても重要な過程で、いろいろ工夫がされています。

ジェネリック医薬品でも、
成分は同じ、と言っても、この溶ける過程に関しては、結構ばらつきがあり、
実際に実験してみると、
「これで先発品と同じ効果が得られるのだろうか?」
と思うものも、ありました。
(今は、どこのメーカーも改善しているようですが)

なので、ウチの薬局では、
数多いメーカーの中からジェネリック医薬品を選ぶ時は、
この「溶ける」と言う部分(溶出試験)のデータも参考にして選ぶようにしています。


とは言え、
しっかり溶けるように設計されているお薬でも、
水やお湯以外の、お茶やジュースでは溶けにくい、と言う実験結果もあります。

お薬は、適切に服用しましょう。
 

キティちゃん金萬

秋田銘菓と言えば、「金萬」

秋田県民なら、
金萬=28個!
リコ=美味しい!
と、合言葉のように出てくるのが普通です。

(ちなみに、金萬に28個入りはありません)

で、
本日、キティちゃんコラボの金萬が発売開始。
早速、ウチの薬局の下の下の階にある金萬売り場にダッシュ。

朝から行列が出来てたようですが、ゲット。
IMG_2278
 期間限定らしいです。

体温計

12月になりました。

IMG_1780
かんちゃんも、クリスマス仕様に。


9月から行われていた、秋田市の「水銀添加廃製品回収業務」が終了しました。
水銀は、水俣病の原因にもなった、人体には有害な物質なので、
水銀が使われている体温計などは、普通のゴミとして捨てることは出来ません。

そこで、
自治体で回収を進めることになったのですが、
その窓口として指定されたのが薬局です。

「コンビニよりも多い」
と、何故かやり玉にあげられることもある薬局ですが、
(そもそも、コンビニの店舗数を基準にする意味が解りませんが)
市内全域にある、という事で、薬局が回収の窓口として選ばれたようです。

こんな、薬局の有効利用は、考えるといろいろな案が浮かびそうです。

IMG_2046
 ウチの薬局では、3か月間で10本の体温計を回収しました。

なんだか、子供の頃に使っていたようなものなので、懐かしいですね。

「仁丹」で体温計を作ってたのは知りませんでしたが、
「仁丹」ブランドの体温計が結構ありましたね。 

お勤めご苦労様でした。 

あきた子育てふれあいカード

秋田県子育て家庭優待事業に協賛することになりました。

IMG_1252
↑このマーク、どこかで見たことがあると思います。

子育て家庭優待事業の仕組みは、

市町村などを通じて子育て家庭に「あきた子育てふれあいカード」を、また、協賛の申込みをいただいた店舗には協賛店ステッカーをそれぞれ配布します。協賛店において「あきた子育てふれあいカード」を提示すると、そのお店が独自に設定したサービスを受けられる仕組みです。
協賛店等には、協賛店ステッカーが貼ってありますので、目印にしてください。

という事です。

ウチの薬局では、
①紙おむつの小分け販売
②ミルク用のお湯の提供
というサービスを申請しています。

その他、
子供のお薬相談なども、もちろん随時受け付けています。

お気軽にご利用ください。 
最新コメント