皆さんは、お薬手帳活用してますか?


お薬手帳と言えば、
最近は、いろいろなキャラクターものがあったりもしますが、
まだ大半は、薬局で渡された地味な手帳なのではないでしょうか。

手帳は別に、薬局でもらったものでなくてもいい。
お気に入りの手帳を自分で作ってしまう、というのも一つの手。

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これは、ウチにいらっしゃる患者さんのお薬手帳です。
(許可をいただいて撮影しました)
ノート買ってきて、自分好みにアレンジした、オリジナルの手帳です。

100均に行くと、メモ帳用のカバーがいろいろ売っています。
それを使って、お薬手帳をおしゃれにしている方もいらっしゃいます。


かんなり堂薬局でお渡ししてるのは、
普通に市販されてるありがちな手帳に、ウチのキャラクターをあしらってるものですが、
この度、
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実験的にこんなのを作ってみました。

一般的なお薬手帳はA6サイズですが、
その半分のA7サイズ。

「お薬手帳はかさばって持ち歩きにくい」
という 方が結構いらっしゃるので、それに対応したカタチです。


最近、お薬手帳について、いろいろ言われています。
「必ず持ち歩くように」
という人もいれば、
「そんなのはいらない」
という人もいます。

わたし的には、
「必要な方は使ってください」
というスタンスです。


薬局や、薬剤師会では、患者さん全員にお薬手帳を活用するよう啓発していますが、
自分でしっかりと管理できる方や、そもそもお薬をほとんど飲まない、という方などは、
必ずしもお薬手帳が必要ではないかもしれません。

ただ、
いろいろなお薬を服用している方。
複数の医療機関にかかっている方。
お薬でアレルギーなどの症状が出たことがある方。
などなど、
「お薬手帳が必要な方」
(患者さん自身が必要と思うかどうかではなく)
は、活用した方が絶対にいい、と思います。


「震災の時、お薬手帳が役に立った」
という話があります。
お薬手帳の啓発活動で、良く用いられるフレーズです。

ただ、わたしが実際に、震災後の混乱のなか、
現地の方々に伺った話とは、少しニュアンスが違います。

お薬手帳が無事だった方は、その後比較的スムーズにお薬を手にすることが出来たようですが、
実際、避難するときにお薬手帳を手にした方はほとんどいなく、
特に津波の被害に遭われた地区の方は、その後、紛失してしまったケースがほとんどでした。

その後、飲んでいたお薬が分からなくなった方々のお話を薬剤師が聞き取り、
新たにお薬手帳を作る作業が行われ、
そのお薬手帳によって、ようやくその後の診察や投薬が安定してきた、
というお話を伺いました。


お薬手帳は、確かにあれば便利なものです。
しかし、
ただ単に毎回シールを貼るだけ、では宝の持ち腐れです。

何も、
「お薬手帳を持つこと」
自体が大事なわけではなく、
本質は、
「自分が服用しているお薬の事や、アレルギーなどの不具合をしっかり把握し、
何かの時にはそれを誰かに伝えることができること」
が大事なのです。

お薬手帳は、あくまでそういった管理の為のツールの一つにすぎません。
ただ、
シンプルで、一番使えるツールだと私は思います。

ただ、お薬をもらうときに持って行ってシールを貼ってもらうだけではなく、
普段から携帯して、自分の体調を書き込んでみたり、
医師や薬剤師に伝えたいことを書いたり、
ふと気づいたことをどんどん書き込んで使ってみる。

そんな使い方が、お薬手帳の本来の使い方です。


という訳で、
携帯に便利な、かんなり堂オリジナル小型お薬手帳、
(単に、ノートを買ってきて、いろいろ貼っただけですが)
必要な方はお申し出ください。