秋田駅前フォンテAKITAの4階にあります調剤薬局、
かんなり堂薬局と申します。

秋田駅周辺の医院はもちろん、
秋田大学医学部附属病院、市立秋田総合病院、秋田県立脳血管研究センターなどをはじめ、
全国どちらの病院の処方箋でも承っております。

事前に処方箋をFAXしていただけると、お薬をスムーズにお渡しできます。
お買い物の合間に、バスや汽車の待ち時間に、ぜひご利用ください。

また、お薬相談や健康相談にも応じておりますので、
気軽にお立ち寄りください。

営業時間  9:30~18:30
定休日    日曜・祝日

知らなくてもいいこともある。

 先日、薬剤師会主催の県民公開講座に行ってきました。
講師は、新見正則先生。


わたしは、漢方の勉強をしようと いろいろな本を読んでいましたが、
漢方の本というのは、理屈を突き詰めすぎて、
「結局良くわからない!」
という本が大半です。
そんな中、新見先生の著書である漢方の本は、ざっくり噛み砕かれ、
とても腑に落ちるものでした。


何かを勉強するとき、(大学の授業もでしたが)、
各論から少しずつ入って行く、というのは、
的を得ているようでいて、実は効率が悪い。

最初に、全体論をざっくり見てから各論に入ったほうが、とても理解しやすいのです。

新聞やニュースの手法では、
最初の見出しに結論を持ってくる。それから徐々に説明していく。
起承転結の逆になっているのですが、
最初を見ただけで、大体の事が理解できる。
細かく知りたい場合は、その先を読み進めればいい訳で。。。
それと、同じです。

と、
話しが脱線しましたが、 
漢方の理解の入り口が見つけることが出来たのが新見先生の本でした。
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この方。
見たことある方もいらっしゃいますよね?

最近、林先生の番組に何度か出演していた先生です。


さて本題。
(前振りが長くなりましたが)

新見先生のお話の中で、
「因果ではなく、相関を求める」
というお話がありました。

これについて、私なりに思うところが少しありましたので。


簡単に言うとこれは、
いろいろな理屈よりも、実際にやってみた結果があればいいのでは?という事。

例えば、
いまどき、自動車と言えば、オートマに乗ってる方が多いと思います。
マニュアルに比べて、操作が簡単ですよね。
わたしは、自動車整備士の資格も持っているので、どちらの構造ももちろん知っていますが、
構造や動く理屈は、マニュアルよりオートマの方が複雑で、繊細なんです。

でも、
「オートマは運転が楽だけど、構造の仕組みが理解出来ないから、乗るのよそうかな」
と考える人は、ほとんどいないと思います。
そんな構造やしくみ(因果)まで考えて運転する必要は全くなくて、
オートマ=楽、という理由(相関)でオートマに乗る。

そういう事です。

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最近は、気軽にネットで調べられるので、
自分のお薬の事を良く調べてる方がいらっしゃいます。

そして、
「この○○というお薬は、◆◆系ですよね。だったら△△という副作用がありますよね。なんでこのお薬なんだ・・・」
と、こーなる訳です。

ぶっちゃけ、そういわれても、
「そう書いてる本もありますよね」
というくらいしかお答え出来ません。
(そこまで調べて、医師の判断に文句を言うんなら、最初っから病院に来なきゃいいのに
と心の中では思っています)

とはいえ、
「お薬に副作用はつきもの」、というイメージは患者さんにとっては深刻で、
服薬に不安を感じる気持ちも分かります。

ただ、「副作用はつきもの」というのは、ちょっと言い過ぎでは、と思いますし、
それが、「お薬を飲みたくない理由」だとしたら、少し考えてみていただきたいと思います。


ここでもう一つたとえ話を。

なんだか具合が悪くて病院に行きます。
医師に診断してもらい、治療目標と治療の方針を決めます。
この治療目標を、仮に東京にしましょう。

医師は、いろいろ調べた結果、東京に行くのがいい、と決めました。
移動手段は、今回は「こまち」で行きますか、と。

そんな内容が書かれた処方せんを私たち薬剤師は受け取ります。
で、こまちの切符を、乗り方、時間などを説明しながらお渡しします。

患者さん自身ではどこへ向かえばいいか分からないから、病院へ行って相談し、
目的地へ自力で歩いていくのが困難だから、医師に勧められた交通手段の切符を、薬局でもらう訳です。



そこで、前述の様な方がいらっしゃいます。
「こまちって、E6系ですよね。あれって、N700系に比べて小さいし、○月×日に、脱線事故があったじゃないですか。怖くて乗りたくありません。それに、東京行きでしょ、どっちかと言えば、大阪に行ったほうがいいんじゃないかと思うし、うんたらかんたら・・・」
いろいろネガティブな情報(副作用)を並べ、乗りたくないという。
でも、どこかには行きたい(治りたい)
でも、自分ではどうにかしようとはしない。

もちろん、
こまちに乗ることだけが手段ではないですよね。
なので私たちも、無理くりこまちに乗せる!という訳でもありません。
電車が苦手だ、というのであれば、飛行機のルートを考えてみたりもする訳です。

そういった対応もせず、ひたすら理屈を探して乗りたくないの一点張り。

目的地が近ければいいですよ。
地図を見ながら歩いてでも自転車ででも行けばいい。
つまり、軽い症状で、生活習慣の見直しで治療していく場合などはこのパターンです。

しかし、
目的地が何百キロも先にある以上、
乗らないし歩かないのなら、
一生掛かっても目的地には着くはずはありません。

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副作用の無いお薬はありません。
効き目がある、という事は、必ず何らかの副作用があります。
そもそも、効果と副作用というのは表裏一体。

同じお薬でも、
アレルギーのお薬として使えば、眠気は副作用ですし、
睡眠薬として用いれば、眠気は効果(主作用)です。

そんな中で、
「これはやばい」という副作用も、もちろんあります。
でも、その確率は、ごくごく稀なものです。

お薬を開発し、臨床に用いられるまでには様々なテストが行われ、
重篤な副作用が頻繁に出るようなお薬は、最初から発売されないのです。



日本では、鉄道の事故はとても少ないですが、ごく稀にはあります。
だからと言って、
「列車に事故は付き物」
というイメージはほぼありませんし、
そのことを恐れて、鉄道を使わずに何百キロも歩く方はあまりいないと思います。

更に言えば、
死亡事故がかなりの件数ある自動車だって、
ほとんどの方は意識せずに利用してるのではないでしょうか?

もちろん、事故に遭ってしまった方、重篤な副作用が発症してしまった方にとっては、
どんなに稀とはいえ、本人的には100%の確率です。

なので、
日々、安全の為、線路や道路を点検整備してる方もいれば、
我々のように、副作用を事前に察知し、回避するために目を光らせてる医師、薬剤師もいる訳です。



お薬を飲まないで、自力で歩いていくのは、もちろん手段の一つです。
でもそれが、
余計な情報に踊らされて選んだ道だとしたら、私は待ったを掛けたいと思います。



東京に行く→良くなる
=お薬を飲む→治る

という、「相関」をまずは信じてみては。

因果の部分は、専門家がしっかり見ておりますので。


<おまけ>
「やってみたら効果が出た」
といって出来たお薬、すなわち、
何故効くか、解明されていないお薬は山ほどあります。

ネットなどで、もっともらしく語られてるのは、
そんなお薬の、取って付けたような後付理由だったりします。
そんなものに、一喜一憂してどうするのでしょう?

副作用についてなら、
「あの人がなったから自分もなる」
と思うのに、
本来の効果なら、副作用よりも何千倍も何万倍も実例があるのに、
なんで
「私も効く」
と思えないのでしょう。

お薬を、味方にするのも敵にするのも、あなたの考え方ひとつなのです。






 

ひみつ

好評の「かんなり堂文庫」です。

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「パンダ銭湯」

お薬を待っている間に、パンダの秘密が分かってしまいます。
「うそっ!」
「そうだったの!」
「ショック!」

・・・・。

心してご覧ください。 

お薬手帳

皆さんは、お薬手帳活用してますか?


お薬手帳と言えば、
最近は、いろいろなキャラクターものがあったりもしますが、
まだ大半は、薬局で渡された地味な手帳なのではないでしょうか。

手帳は別に、薬局でもらったものでなくてもいい。
お気に入りの手帳を自分で作ってしまう、というのも一つの手。

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これは、ウチにいらっしゃる患者さんのお薬手帳です。
(許可をいただいて撮影しました)
ノート買ってきて、自分好みにアレンジした、オリジナルの手帳です。

100均に行くと、メモ帳用のカバーがいろいろ売っています。
それを使って、お薬手帳をおしゃれにしている方もいらっしゃいます。


かんなり堂薬局でお渡ししてるのは、
普通に市販されてるありがちな手帳に、ウチのキャラクターをあしらってるものですが、
この度、
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実験的にこんなのを作ってみました。

一般的なお薬手帳はA6サイズですが、
その半分のA7サイズ。

「お薬手帳はかさばって持ち歩きにくい」
という 方が結構いらっしゃるので、それに対応したカタチです。


最近、お薬手帳について、いろいろ言われています。
「必ず持ち歩くように」
という人もいれば、
「そんなのはいらない」
という人もいます。

わたし的には、
「必要な方は使ってください」
というスタンスです。


薬局や、薬剤師会では、患者さん全員にお薬手帳を活用するよう啓発していますが、
自分でしっかりと管理できる方や、そもそもお薬をほとんど飲まない、という方などは、
必ずしもお薬手帳が必要ではないかもしれません。

ただ、
いろいろなお薬を服用している方。
複数の医療機関にかかっている方。
お薬でアレルギーなどの症状が出たことがある方。
などなど、
「お薬手帳が必要な方」
(患者さん自身が必要と思うかどうかではなく)
は、活用した方が絶対にいい、と思います。


「震災の時、お薬手帳が役に立った」
という話があります。
お薬手帳の啓発活動で、良く用いられるフレーズです。

ただ、わたしが実際に、震災後の混乱のなか、
現地の方々に伺った話とは、少しニュアンスが違います。

お薬手帳が無事だった方は、その後比較的スムーズにお薬を手にすることが出来たようですが、
実際、避難するときにお薬手帳を手にした方はほとんどいなく、
特に津波の被害に遭われた地区の方は、その後、紛失してしまったケースがほとんどでした。

その後、飲んでいたお薬が分からなくなった方々のお話を薬剤師が聞き取り、
新たにお薬手帳を作る作業が行われ、
そのお薬手帳によって、ようやくその後の診察や投薬が安定してきた、
というお話を伺いました。


お薬手帳は、確かにあれば便利なものです。
しかし、
ただ単に毎回シールを貼るだけ、では宝の持ち腐れです。

何も、
「お薬手帳を持つこと」
自体が大事なわけではなく、
本質は、
「自分が服用しているお薬の事や、アレルギーなどの不具合をしっかり把握し、
何かの時にはそれを誰かに伝えることができること」
が大事なのです。

お薬手帳は、あくまでそういった管理の為のツールの一つにすぎません。
ただ、
シンプルで、一番使えるツールだと私は思います。

ただ、お薬をもらうときに持って行ってシールを貼ってもらうだけではなく、
普段から携帯して、自分の体調を書き込んでみたり、
医師や薬剤師に伝えたいことを書いたり、
ふと気づいたことをどんどん書き込んで使ってみる。

そんな使い方が、お薬手帳の本来の使い方です。


という訳で、
携帯に便利な、かんなり堂オリジナル小型お薬手帳、
(単に、ノートを買ってきて、いろいろ貼っただけですが)
必要な方はお申し出ください。




 

薬局と言えば、

店先に、カエルやゾウのマスコットがいるイメージがありますよね。

ウチでも・・・
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ヤフオクでこんなのを手に入れてみました。

こいつを、
掃除して、
修理して、 
改造して(?!)
店頭に置いてみようかと思ってます。

お楽しみに。 

ハーブの飲み物

先日、東南アジア系と思われる方が、ヘルペスのお薬を買いに来局しました。
お互い、カタコトの英語で会話し、何とかお薬をお売りすることが出来ました。

会計をして、お薬を袋に入れていると、
その方は、置いてあった漢方に興味深々の様子。

「これはなんですか?」
→カンポウですよ
「カンポウ?」
→ジャパニーズ トラディッショナル メディスン
「オオ~。」

というような会話の後、腑に落ちたようで、
「ハーブ(herb)?」
→そうそう、いろいろなハーブを組み合わせたお薬です。
「ふーん・・・」

「ハーブ(have) ア ナイスデイ♪(笑)」
→・・・・

外人さんの、こんなコテコテのダジャレは初めて聞きました。


さておき、
ハーブです。

わたし、かなりのお酒好きです。
どんなジャンルでもまんべんなく好きなのですが、
カクテルを飲むような場面になると飲みたくなるのが、ハーブリキュールです。

特に好きなのが、「ベヘロフカ」というお酒。
これ、胃に優しいハーブの組み合わせでできているお酒なんです。
味は、ソルマックに似てる感じ(笑)
さすが、胃に優しいお酒です。
コイツをトニックで割ってやると、もう最高に旨いですね。


ところで、
日本で一番有名なハーブリキュールを知ってますか?
(有名なんだから、「知ってますか?」という質問は少し変ですが)

それは、養命酒ですね。

養命酒は、あなどれないです。
これ、ジンジャーエールで割って、氷を浮かべて飲んでみてください。
ほら、最高です。


ベヘロフカも、養命酒も、薬用酒で、
いろんなハーブが組み合わさってできてます。
考え方は、漢方と同じ。
(ちなみに、ジンジャーエールのジンジャー(生姜)も漢方に使われますね)

身体によく、美味しい。
これ、最高じゃないですか。

で、
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こんなサイダーを仕入れてみました。
「越中富山 やくぜんサイダー」

前回紹介した「オタネニンジン」が入ったサイダーです。
ニンジンと言えば、土臭い味のイメージがありますが、
甘いものと合わせた場合、なかなか美味しい味になります。

「タフマン」なんかもそうですよね。

ちなみに、私個人的には、栄養ドリンクで一番効くのはタフマン(しかもヤクルトレディが売ってる方のバージョン)だと思います。

で、このやくぜんサイダー。
わたしは好きですね。

冷やしたものも常備しております。
夏の渇きに、ぜひどうぞ。


 

ニンジン

ニンジン、と言えば、
普通に思い浮かぶのは、オレンジ色した、ウサギの食べる、あれですよね。

でも、クスリ屋的には、
ニンジンと言えば、朝鮮人参の事を意味します。


先日、患者様から、処分に困ってるという人参をいただきました。
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お酒になっております。
人参のほかにも、何種類かの生薬が漬けられているようです。

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こうしてみると、ヒゲは多いものの、やっぱり見慣れたニンジンに似てますよね。


生薬として用いられるこの人参は、一般的に「オタネニンジン」という種類の人参です。
生薬や漢方に詳しくない方でも、
「朝鮮人参」
と言えば、滋養強壮なんかに使われ、高価だ、というイメージはあるのではないでしょうか。

人参の使い方は、実際そのイメージ通りで、
漢方的に言うと、気・液の不足に用いる、という生薬で、
補ったり潤したりすることに用いられます。

人参が入ってる漢方処方は多くあって、
人参湯(下痢、嘔吐後の消耗快復)
白虎加人参湯(脱水と発熱)
大建中湯(腹部膨満感)
など、人参が主役、といった使われ方をします。


もちろん、このように人参単味でお酒にして飲むのも効果があります。

ちらっと味見をした後は、
標本として薬局のショーウインドウに飾ることにしました。

なかなか、渋いですよね。
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ピンクだけじゃないですよ。

薬剤師の格好と言えば、
ぱっと思い浮かぶのは、研究者みたいな長い白衣ではないでしょうか?


わたしは、あれが苦手でして。


大学の実習の時は、その「ぱっと思い浮かぶ」ような白衣を着て(着せられて?)いましたし、
以前に勤めていた薬局のユニフォームが、水色の白衣(という表現もおかしいですが)だったので、 
長い白衣を着ていたことがあります。

しかも、丁寧に、
中にはシャツにネクタイ、スラックスなんて履いて。

でもあれ、動きにくいんです。


薬剤師って、のほほ~んとしたイメージがあるかもしれませんが、
意外と動き回る仕事が多いわけです。
あっちいったり、こっち来たり、
立ったり、しゃがんだり。

すると、
白衣の裾を踏んで転んだり、
計量するときに袖が邪魔になったり、
もう!
となる訳です。


で、
以前の職場では、社長にお願いして、自分だけ「ケーシータイプ」という白衣(これまた水色でしたが)にしてもらいました。

ケーシータイプ、てのは、
そのまんま、漫談のケーシー高峰が着てるタイプ。
立ち襟が付いた、昔の床屋さんや按摩さんなんかが着てるイメージのヤツですね。

あ、ただ、
ケーシー高峰が着てるからケーシータイプなわけではなく、
ケーシータイプを着てるからケーシー高峰なのです。
(ケーシーって、お医者さんがいるのね)

そんなことはどうでも良くて。


で、今、
ウチの薬局では、薬剤師は(と言っても私一人ですが)「スクラブ」というユニフォームを着ています。

これが、
ケーシーに比べ、更に動きやすく、楽でいいんですよね。

そして、
スクラブには、カラーが豊富。
洗濯のローテーションの関係で、何色か着まわしているのですが、
患者様には概ね好評ですね。

「白いのを着られると緊張する」
とおっしゃる患者さんもいます。
「白衣高血圧症」なんて言葉もあるくらいですから、その点ではカラフルなユニフォームもいいですかね?

患者様からのわたしのイメージは、
「ピンク」
が定着しつつあるような気がします。

「今日はピンクじゃないんですか?」
と聞かれることがよくありますが、派手で目立つからですかね?


この夏に向け、
スクラブを2着新調しました。
今までのものは、前職から着ていたもので、結構くたびれてきていたし、
ちょっと、気分転換という意味でも。

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患者様からお土産にいただいた「ごまたまご」プリン
(逆さに読んでもごまたまご)
のゴマを、ピンクのスクラブにこぼしてしまったので、
今日届いたスクラブに早速着替えてみました。

これは、「マスタードイエロー」
ま、「からし色」ですね。

派手かな?と思いましたが、案外薬局に溶け込む感じで良さげです。
今回一緒に買った、紺色のパンツとも相性がよさそうです。


今回買ったスクラブは、このマスタードイエローのほか、もう1色。
さて、何色が登場するでしょうか。

お楽しみに。 

薬剤師は薬を飲まない?

こんな本があったので、買って読んでみました。
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大胆なタイトルですね。
ちなみに、わたしは、お薬を飲みます。


この手の本は、意外とたくさん出版されています。
とにかくお薬批判、お薬を飲むと死ぬ、とかまで書いてる極端な話が多いのですが、
この本は、少し違ってました。

筆者の方は薬剤師です。
そして、お薬のプロであるからこそ分かる、
お薬の危険性や、お薬に頼らない生活をしていくには?という観点のお話が綴られてました。

それは、大まかには、私の意見と同じ方向性でした。


わたしは、薬局を経営する身。
皆さんがお薬を飲まなくなれば、収入が減って、生活していけません。

しかし、
お薬の専門家として、もしくは一人の人間として、
闇雲にお薬を飲んでる方がいれば、それには待ったを掛けたいと思います。


わたしは、以前から言ってるのが、
「お薬を飲むだけじゃ、病気は良くなりませんよ」
という事。
この、「だけ」がポイント。


お薬なんて、まったくいらない!毒だ!と、極端な考えを持つ方もいますが、
わたしは、お薬は必要なものと思います。

しかし、頼り切ってはいけない。
病気を治すのは、医者でもお薬でもなく、自分自身だからです。


例えば、
足を骨折すれば、松葉杖をつきます。
松葉杖をついてるうちに、骨は自然の治癒力で治ってゆきます。
この、松葉杖のような役目が、お薬の役目だと思うのです。


お薬は、大まかには病気を治すわけではなくて、症状を緩和するだけ。
その、症状が緩和してるうちに、
自分自身の抵抗力であったり、生活習慣の改善であったりで、病気を治していくわけです。

そういった改善をせずに、お薬をやめてしまうのは、
痛みが無いからと言って、松葉杖を取ってしまうようなもの。
足をついたとたんに、また痛みが出て、骨が再度折れてしまうかもしれません。

そもそも、お薬を飲みたくない、というのは、
骨折してるのに、松葉杖なしで歩いてるようなもの。
これでは、治るものも治らず、悪化してしまう一方です。

逆に、
松葉杖に頼り切って、ロクにリハビリもせずにいると、
ずっと治らない上に、肩とか、骨折してない方の膝とか、
他のところに負担が掛かって調子を崩したり、転倒して更に酷いけがをするかもしれません。
それが、お薬だけに頼り切っている人の話。


服薬だけではありませんが、
何にでも、はっきりと○や×を付けるのは間違いだと思います。

お薬を飲むのか?と聞かれたとき、
飲む、と一生飲むのも、
絶対飲まない、と一生飲まないのも、
どちらも同じくらい間違っております。

必要なら飲むし、必要なければ飲まない、
というのが、本来の答えではないでしょうか。

 
そういった意味では、
この本は分かりやすく、読みやすいと感じました。


かんなり堂文庫に置いておこうかな?
いや、もうけが減ったら困るからやめるかな?(笑) 

そういえば、

おかげさまで、かんなり堂薬局は開局1周年を迎えてました。

思えば1年前、イチから会社を立ち上げて、イチから薬局を立ち上げるのは大変でしたね。

薬局のテナントは、
元のテナントの撤収が終わった後、厚生局の許可申請に間に合わせるために、
ホントぎりぎりの突貫作業をしていただきました。

外壁が出来たころは、こんな感じでした。
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カウンターの搬入作業中の模様です。

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看板と幕が付きました。
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開局に合わせて、お花がたくさん届きました。
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で、今。
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1年で、何とかいい感じになってきました。

これからも、
皆様に信頼される薬局を目指しますので、よろしくお願いします。




 

消防訓練

ウチの薬局が入っているのは、
秋田駅前にある「フォンテAKITA」

ここでは、
お客さまの安全を守るため、年2回、防災訓練が行われます。


先日の消防訓練の模様です。

7階のレストランから出火、との放送と共に、
消火班は消化器を持って火の元へ、
誘導班は、お客さん役の従業員を避難誘導させます。


避難が終わった後は、
屋上にて、実際に消化器で火を消す訓練や、
今回は、消火栓による放水訓練も行われました。
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いざ、というとき、
実際に消火器を使ったことがあるかないか、というのは大きいと思います。
消化器はかなり重いので、女性は特に、
ホースを持ち、消化器を下に置いたままレバーをぐっと押してから持ち上げるといいです。
(レバーは一旦握ると、消化剤が出っぱなしになります。)


ただ、実際に火災現場に居合わせた時には、誘導員の指示に従って逃げるようにしてください。


今回の訓練は、天気が良くて気持ちよかったですね。
めったに入れない屋上なので、せっかくだからと景色の写真を。
DSC_2665
駅方面に太平山が見えます。



みなさん、火事には気を付けましょう。

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